FP社労士せきねのブログ blog page

朝が来る

2016年03月02日 (水) 22:38
辻村深月さんの「朝が来る」を読みました。

本屋大賞ノミネート作品です。

それぞれの運命やめぐり合わせに翻弄されながら、
女性たちが、自分や家族の幸せを求めていく姿が描かれています。

テーマに不妊治療や養子縁組があり、初めて知る内容も多かったです。
特に、子を授かったが育てられない事情と
授からないが子を育てたい夫婦をあっせんする仕組みがあることに驚きました。

つらい不妊治療を経て徐々に心を通わせていく夫婦が
断念を決意する場面は涙なしには読めません。

また、少女が大人になる過程で
狂ってしまった歯車がどんどん加速して逸れていく様子がリアルで恐ろしく感じました。

さすが、本屋さんが勧める気持ちがわかります。女性の心に響く秀作です。
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君の膵臓を食べたい

2016年01月22日 (金) 22:59
久々に本に夢中になりすぎて家族に怒られました。一度読み始めたら止まりませんので休日前などに読み始めることをお勧めします。明るく人気者の女子高生とそのクラスメイトで孤独を愛する読書好き男子の交流とそれに...
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まんがでわかる 7つの習慣

2015年11月03日 (火) 12:43
スティーブン・R・コヴィの「7つの習慣」は名著です。人生のバイブルにしている人も少なくないでしょう。私も何度も読み返していますが、書籍は分厚くて時間がかかります。この漫画版はわかりやすく短時間で読む...
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持たない贅沢

2015年10月08日 (木) 18:08
「持たない贅沢」山﨑武也著茶道に精通した80歳近い筆者が「持たないこと」の豊かさを説いた本。特に、写真についての考え方が胸に刺さった。現代人は、旅行にでかけても久々の友人との再会も、グループの集まりも...
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ビタミンF セッちゃん

2015年10月05日 (月) 16:01
重松清さんの「ビタミンF」7つの短編の中から「セッちゃん」を紹介します。生徒会長にも立候補する学校でもリーダー的存在の自慢の一人娘・加奈子を父親の視点で描いています。加奈子は、学校での出来事を何でも家...
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峠(上、中、下)

2015年09月08日 (火) 12:33
「峠」は、河井継之助を一躍有名にした司馬遼太郎の歴史小説。当然ですが、継之助はヒーローとして描かれています。まさに「ラストサムライ」。「男気」そのもの。継之助の器に対して長岡藩は小さすぎたとも書かれて...
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アルジャーノンに花束を

2015年06月09日 (火) 19:04
不朽の名作。20年位前に読んで衝撃を受けました。最近、また話題になっていたので、文庫本を買って読み直すことに。ドラマ化された映像はいずれも見ていません。正直言って、見たくないというのが本音です。主人公...
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火花

2015年05月11日 (月) 20:13
人気お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんによる初の純文学作品「火花」。自分のテリトリーである「お笑い」をテーマに、売れない若手芸人と同じく売れない先輩芸人との微妙な師弟関係を描いています。「さすが続書...
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情熱にいがた

2015年04月11日 (土) 22:05
「情熱にいがた」は、新潟の経営者(社長様や会長様)42人にインタビュー形式でスポットをあてたBSNテレビ&ラジオ連動番組「情熱にいがた」を書籍化したもの。出版記念講演会に出席された新潟市の司会業、鈴木...
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フランス人は10着しか服を持たない

2015年04月06日 (月) 20:28
この本、すごく売れてるみたいですね。シンプルでおしゃれ、丁寧で上質なものを好むフランス人のシックな暮らしぶりをアメリカ人女性が紹介。最近は和服にハマッている私としてはタイトルのように「10着しか服を持...
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