コーチング コーチング2

今なぜ、コーチングなのか?

「わたしは日産のコーチである」とカルロス・ゴーン氏は日産自動車全社的にコーチングを導入しました。
また、離職率10%減を達成したヤクルト本社や、沖電気工業はじめ多くの企業や自治体でコーチングを取り入れています。
その理由としては、さまざまな要因が考えられますが、どうも「これまでのやり方」が通用しなくなって感があります。

失われた十年の間に多くの企業で成果主義が導入されました。
ところが、厳しい経済環境の中では、結果的にリストラや賃金カットの言い訳に使われてしまったようです。
さらに、個人の目標を優先するがあまり、組織内で勝ち負けが強く意識されていきました。
やがて、ノウハウや人脈の共有がうまくいかなくなり、ストレスからの精神疾患が多発するといった弊害も指摘されてきました。

そこで、このところ大企業を中心にノルマ撤廃や成果主義見直しの動きが広がっています。
注目なのは、後輩の育成やチームとしての組織への貢献度、プロセス重視などが新しい人事評価基準に取り入れられている点です。

これからは「自分の成績さえ良ければいい」のではなく「チームとしての目標達成に知恵を絞ったか?
後輩や部下の面倒をよく見ているか?」といった点でも評価されていくわけです。

また、転職の紹介がビジネスとして成り立つ時代になり、「報酬」だけではない「働く意味」として「やりがい」「人」「組織風土」などを企業の魅力として伝えていかなければなりません。

これらのことから、今まさに組織内コミュニケーションの転換期であり、今後ますますコーチングが重視されていくのは間違いないでしょう。

サイトでは、コーチングの心構えや基本スキル、リーダーシップコーチング研修の一コマや身近なコーチングの利用法など、少しづつ紹介していきたいと思います。


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