毎月恒例の年金研究会に出席してきました。
今日は、年金研究会の会長でもある大矢俊一先生の
「じん肺」の労災請求のお話に心を打たれました。
先生は、年金相談がきっかけで
じん肺で死亡した方の遺族と知り合い、
遺族補償年金の支給のお手伝いをされたことがあったそうです。
遺族の方は、大矢先生に非常に感謝されて、
その後もずっと懇意にされ、
先生も命日にお参りに行くなどの親しい関係が続いていたとのこと。
遺族の方は大矢先生のお人柄や
親身になって仕事をしてくれて助かったことなどを
周囲や知り合いの方々にお話していたようです。
それから、亡くなった方と同じ職場だった方から、
「じん肺」に関する相談が来て、
その方からまた別の年金の相談と、
次々にご紹介が舞い込むようになったそうです。
ちなみに「じん肺」というのは、
粉じんの発生する環境で仕事に従事する(した)人が、
長い年月にわたって多量にその粉じんを吸い込んだことで、
肺が変化を起こす病気です。
症状の程度や合併症の種類によって労災の対象となります。
大矢先生曰く、
「どんな相談にも親切に対応していれば、
人はちゃんとそれを見ているものです」
全くその通りだなーと思います。
大矢先生のように人に喜ばれる社労士を目指して頑張ります。