先日、社労士の年金研究会で
「一般の方々に障害年金をわかりやすく伝えるには?」
をテーマに特別研修会が開催されました。
長年、服部年金企画の講師を務められていらっしゃる
中浦正樹先生から講義していただきました。
障害年金は、
制度の中身を知らないばっかりに受給していない人も多いし、
知っていても
「そんなのに頼ったら負け。もう少し自分で頑張る」
と請求しない人もいます。
そんな中で、私たち社労士の
「わかりやすく伝える」「正しく伝える」という役目は重要です。
中浦先生は、引け目を感じている人のために、
憲法25条の「生存権」から話すそうです。
「わかりやすく伝えるポイント」として
(1)専門用語は避ける⇒噛み砕いて、自分の言葉で説明する。
(2)知っていることをすべて伝えようとしない。
(3)理解度を確かめながら、次に進む。
(4)覚悟を持って取り組み、あきらめない。
・・・だそうです。
特に(2)
良かれと思って余計な情報まで伝えると、
相談者はかえって混乱し、基本もわからなくなる可能性アリ。
・・・「気をつけなければ!」と思いました。