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大地の芸術祭

2009年09月06日 (日) 22:00

今日は6歳の次男と二人で
越後妻有の大地の芸術祭へ。

お兄ちゃんとパパは
それぞれ野球、ゴルフと忙しいので
二人だけでデートです

最大のお目当ては
「学校はカラッポにならない」

廃校となった旧真田小学校の校舎が
集落「鉢」の皆さんと絵本作家の田島征三さんの手で
「絵本と木の実の美術館」として蘇りました。

校舎に入るなり、
色とりどりの流木のオブジェに目を奪われます。
しかし、それをしばらく見ていると
私はこみ上げてくる涙を抑えることができませんでした。

そこは、木造の2階建ての校舎の体育館の部分。
雪に耐えられるよう頑丈に作ってある梁、
機密性の低そうな壁、窓からみえる風景、
足の裏に感じる懐かしい木の感触・・・
この雰囲気は、
私の代で閉校になり、取り壊された「おびろう小学校」にそっくり。

流木のオブジェは
そこで飛んだり跳ねたり元気に遊んでいる
小学校時代の自分や友達に見えてきたのです。
(入り口の木のバッタが水の力で動くと、
体育館内のオブジェも動きます)

芸術祭バッタ



芸術祭体育館


真ん中に線の引いてある廊下や黒板の落書き、
怖かった理科室、埴輪の置物、名前のわからない古い楽器、
意味不明の斜め天井の小部屋、おたまじゃくしの大群・・・
小学校時代が一気にフラッシュバックして、
ノスタルジーにどっぷり浸りました。

小さな校舎のあちこちに「かわいいお化けたち」が飛び交い、
最後の3人の生徒さんたちも活き活きと描かれています。
自由に絵本を読んだり、お化けの絵を描いたりするスペースもあり、
「ゲイジュツ?」と行く前はあまり乗り気でなかった次男も大喜び。

しばし、一緒に「図工の時間」を楽しみました。

お化けの絵(1)


お化けの絵(2)

カフェで休憩したあと、
「どうしても!!」とねだられ、
絵本を買って帰路へ。

カフェ

最初に寄った案内所の方も
駐車場や作品の案内の方々も非常に親切で、
「大地の芸術祭」を盛り上げようという地域の皆さんの気持ちが伝わってきました。
私たちは合計3つの作品しか見ていませんが、
2000年~2006年に制作されたものも含め約370点が
十日町市や津南町のあちらこちらに展示されています。
会期は9月13日までなので残りわずか。
足を伸ばして訪れてみる価値がありますよ


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