FP社労士せきねのブログ blog page

いつやるか?今でしょ!

2013年04月09日 (火) 23:41
最近、「いつやるか?今でしょ!」
という予備校講師のセリフをよく耳にします。

受験生に限らず、
多忙や疲労・年齢など様々なことを
実行出来ない言い訳にしている大人たちの心にも
グサッと突き刺さる言葉ですよね。

只今大ブレイク中、
東進ハイスクールの林修先生の著書を読みました。

林先生の生い立ちと
本の中で印象に残ったところについて書きたいと思います。

愛知県名古屋市出身。
祖父は日本画家、父は有名酒造メーカーの元役員。
幼稚園には黒塗りの車で迎えが来たそう。
幼い頃から勉強が良く出来て、東大法学部現役合格。
合格発表を見に行かないほどの余裕だった。

大学入学後、最初の合コンで「あんなデブ!」という洗礼を受け、
数か月で体重100kgから70kgに減量成功。
東大卒業後、日本長期信用銀行に入行するも、
「漠然とした危うさ」を感じ、半年で退社。
退社後、競馬や株などギャンブルに明け暮れ自堕落な生活を送るが、
一念発起して、自分の「勉強を教える才能」を活かすべく
予備校講師となった。

今でしょ?のはじめ

 林先生は予備校講師を始めた頃、
「わりやすい授業」を目指し努力し、
生徒が「そうか!わかったぞ!」という顔を見て満足していた。

そんなとき、父をきっかけに
「人々を感服させるだけの演説と、
『さあ、行進しよう』と人々を奮い立たせる演説がある」
というエピソードを知る。

自分は、生徒を単に「感服」させるだけで、
「行進」させることは出来ていないと気づく。
そこで、授業を「終点」ではなく、
勉強しようという思いをかき立てる「踏切板」にしなければならない
という思いから、
「今でしょ?」という言葉を発信するようになった。

今の生徒たちの名前から感じること ~著書内コラムより~

成績上位の子の名前には「明子」とか「良子」とか、
普通に読める名前が圧倒的に多い。
一方、成績下位には難読名が増える…。
難読名の生徒の親はクレームも多いと聞く。
これは、偶然ではないと思うと林先生は言う。

親は自分の子の立派な成長を願って名前をつけるが、
名前が「道具」である以上、読みづらい名前は使いにくい。
こだわるべきは名前ではなく、
その子のあり方そのもの。
願いの込め方がズレている。

日常に転がる「練習問題」
 

「学校でやった受験勉強など、社会に出たら役に立たない」という声に、
林先生は著書の中で答えています。
問題でよく「筆者がこう述べるのはなぜか?」とか
「なぜ○○になったか説明せよ」というものがある。
こういう「なぜか?問題」は、社会のすべての人に求められている。

「なぜ、売れないのか?」
「なぜ、こんな問題が起こったのか?」
「なぜ、あの店は人気があるのか?」
・・・私たちは一生、「なぜか?」問題を解かなければならない。
その訓練は社会に出る前からしておく必要がある。


著書の中で、
競馬などのギャンブルの例えが多く、
林先生の意外な一面も見れます。

とんかく、
旬な人の言葉には注目が集まりますね。


 

トラックバック

トラックバックURI:

コメント

名前: 

ホームページ:

コメント:

画像認証:


Blog Calendar

Blog Category