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スタンフォードの自分を変える教室

2013年04月01日 (月) 22:05
「意志力」について書かれた本ですが、
よくある自己啓発本とは全く性格が異なります。

なぜなら、
私たちは、なぜ継続できないのか?
なぜ、誘惑に弱いのか?
なぜ、行動を先延ばしにしてしまうのか?
など、本能や欲求について心理学・経済学・脳科学の分野から解説し、
自己コントロールの強化に最適な方法を提案しているからです。

本文中の失敗例は、
ことごとく自分に当てはまり恥ずかしくなるほど。

内容を一部ご紹介します。
せきね流の例えが入ることをご容赦ください。

「人は『明日はもっと出来る』と考える習性がある」

私たちは通販でレッグマジックを買う時や、
有名店のロールケーキを前にダイエットは明日から♪にした時、
未来の自分は「もっと出来る」と考えています。
今の自分と同じように多忙で、
相変わらずスイーツに目が無い…とは思わない!

このような心理傾向は揺るがしがたいほどだそう。

行動経済学的には、
「今は怠けてもOK」という言い訳が出来ないように
「明日も同じ行動をする」という方法がお勧め。

明日から禁煙すると決めるより、
毎日同じ本数吸うと決めた方が喫煙量は減るとか。

「人は良いことをした気分になると、
その分悪いことをしていいと勘違いする」


 “脂肪ゼロ”“オーガニック”と書いてあるお菓子だと食べすぎちゃう。
人にプレゼントを買った後、自分にもご褒美を買って無駄遣い。
チーズバーガーにサラダを追加注文したら、カロリー帳消し気分。
節電タイプの電球に変えて電気をつけっぱなし・・・

私たちは誘惑に対して
「YES」という言うための理由を
無理やり探しています。

これを利用して、
巷には自己正当化に都合のいい商品キャッチフレーズや
誘い文句が並んでいます。
その事実を認識し、目がくらまないように注意するべきなのです。

割引率が10年後の成功を決める 
「人は『すぐに』手に入れないと気が済まない」


割引率とは、
たった今手に入れるAの価値に対して、
将来手に入れるA’の価値を割り引く感覚でしょうか。

本文中の例えでは、
今すぐ食べれるマシュマロは2個、
マシュマロを目の前にして
数十分食べるのを我慢すれば
マシュマロは4個もらえる。待てるか?

割引率の低い人は、
将来大きな報酬を手にするため待つことが出来る。

一方、割引率の高い人は、
常に「いま」しかなく、目先の快楽を味わわずにいられない。

受験や資格を目指して、地道に勉強する人とつい遊び呆けてしまう人。
コツコツ金を貯める人と全部ローンですぐ手に入れる人。
長い交際期間を経てパートナーと将来を誓う人と、
無防備な性交渉の結果として急に結婚する人・・・

 
割引率の違いは人生に大きく影響する。

目先の快楽に負けそうなときは、
あとで手に入れるはずの大きな報酬を
あきらめることであると言い聞かせましょう。

紹介しすぎですね。。。ごめんなさい!

 

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