最近、
労働基準監督署の調査の話題が良く出ます。
「この機会に・・・」と、
思い立ち、4回シリーズで
まとめてみました。
何の連絡もナシで入ることもありますが、
前もって連絡があり、準備する書類を予告する場合もあります。
また、日時を定めて労働基準監督署に出頭するように
指示されるケースもあります。
調査には下記の4種類があります。
1、定期監督(定期的な調査)
年度計画に基づいて重点業種や重点項目を決めて
任意の会社を調査します。
2、申告監督(労働者からの法律違反の申告に基づいての調査)
申告の裏付けとなる事実を中心に調査します。
監督官は、「お宅の○○さんが来て・・」とは絶対に言わないので、
実際はわかりません。
3、災害時監督(労災が起きたときの調査)
労災事故の原因究明や再発防止のために調査します。
4、再監督(是正確認の調査)
一度、是正勧告を行った会社に再び訪れ、
「治っているか?」確認します。
ひと口に「調査(臨検)」と言っても、
種類があるのです。