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涙なしには書けない・・・エンディングノート

2008年11月21日 (金) 11:22

近々出版予定のエンディングノートの校閲の依頼がありました。

年金や社会保険、生命保険の手続きを中心にアドバイスさせていただいたのですが、退職など人生の節目にエンディングノートを作成してみるということはいいことだなあと思いました。

エンディングノートというと「もうすぐお迎えがくるようなとき」というイメージがあるかもしれませんが、死が実際に差し迫って記入する人は少ないと思います。それに、その時がいつ来るかわからないから作成の価値があると思うのです。

50代や60代で亡くなった方のニュースに「早すぎる・・」と皆さん口をそろえます。きっと亡くなった方たちだって「まさか自分がこんなに早く?」という思いでしょう。

私もそうですが、多くの人が根拠もなく「80歳くらいまで生きるだろう」と思っていますよね。
でも実際は明日生きている確証もありません・・・。

エンディングノートというものは順番に記入していくことで、改めて自分の歴史や経験を振り返えることができるようになっています。また、普段言葉にできない愛する人たちへの思いや感謝の気持ちをつづっていくことになりますので、思いがけず急にその時がきても自分の思いを伝えるができ、亡くなった後のさまざまな手続きの資料にもなります。

遺された者にとってはおそらく宝物になるでしょうね。

私も試しに記入してみました。
自分が死んでから主人や子供たちがこれを読むという前提で書いていくわけですが・・・そうなったときの無念さや愛する人たちに会えない悲しさを想像してしまい、涙なしにはできない作業でした。(あまりに時間がかかり未完成

強く感じたのは「死んでからこのノートを読んでもらう」のではなく、生きてるうちに「愛してる」「ありがとう」を伝えなくては!ということです。
そういう意味でもエンディングノート作成は意義があるなと思いました。


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