昨日、三条リサーチコアにて
薬物乱用防止教育に関する講座を受講してきました。
公益法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター、
ライオンズクラブが主催。
小中学生、高校生を対象に啓発講座を行うのが目的です。
正直、あまり知識のないまま受講してしまいましたが
子どもたちの未来のために
非常に意義のある啓発活動であることがわかりました。
特に、印象に残ったのは次の点です。
・麻薬や危険ドラッグはもちろん、家庭薬でも用法・用量を守らない服用はダメ
・1回でも「乱用」になる
(1度壊れた脳は、元に戻らない)
・危険ドラッグはハーブのようなおしゃれな袋に入っているが1回で死ぬこともある
・薬物には「耐性」がつくため量が増え、依存症になりやすい
・薬物乱用の害は一生続く
(やめても下地が残り「フラッシュバック(再燃現象)」を起こす)
・友達や知り合い、海外旅行がきっかけになるので、はっきり断る
今回、医師である講師の方から
薬物乱用によってわたしたちの脳にどうような影響を与えるのか、
どのように変化、破壊されるのかを医学的に教えていただきました。
医学の発達により
私たちの脳はどの部分がどのような働きをするかほとんどわかっているそうです。
前頭部は、
物事を考え、やり遂げる、創り出すといった
思考・意志・創造といった働きをします。
薬物乱用は、この重要な部分の働きを悪くしてしまいます。
さらに、
視覚、聴覚、味覚や快感神経を異常に刺激して
幻覚や妄想が起こります。
「1回だけなら」
「旅の恥はかき捨て」
「パーティーのノリ」などで、
薬物乱用のきっかけにならないように
「ダメ。ゼッタイ。」と
子どもたちに教えておかなければならないと思いました。