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人間にとって成熟とは何か?

2013年09月06日 (金) 19:31
この本の著者 曽野綾子さんの
「老いの才覚」を読んだときも、
その歯に衣着せぬ物言いにシビレたのを覚えていますが、
本書はさらに辛口です。

「未熟さの事例」として実名で挙げられてしまう人も登場。
例えば、不妊治療を経て高齢出産し、
重い障害を持つお子さんのママになった野田聖子議員。
ドキュメンタリー番組の中で、
「度重なる手術や長期入院などの費用」について聞かれ、
「国の高額医療制度で。誰でも使える制度です。ご安心を」
と答えたことについて、
「当然の権利ととらえていて、
我が子の巨額な医療費を負担した社会に対して感謝の一言もない」
と批判しています。

他にも、
「礼を言ってもらいたいくらいなら、何もしてやらない」
→礼を言ってもらうためにしているのならば、すべきでない。

「目立ちたくないは卑怯な姿勢」
→目立たないという選択で非難を回避するのは卑怯。
になど、
著者の意見に共感するしないは別にして、
モノの見方は様々だな~と改めて感じました。

曽野さんは、先日「週刊現代」の寄稿でも、
野田議員への批判や
「出産したらお辞めなさい」、「産休制度、会社は迷惑千万」
などの過激な意見を展開し、今やちょっとした「時の人」。

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