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海賊とよばれた男

2013年04月29日 (月) 22:05
本屋大賞ですっかり有名なった本ですね。

私はずいぶん前に知人に紹介してもらい
購入していましたが、
本腰を入れて読んだのは最近。

何しろ700ページに及ぶ上下巻。

戦後から始まる上巻の第1章は、
晩年の主人公・国岡鐡造に感情移入できず
なかなか読み進められず…。

しかし、第2章の青春時代から一気に惹きこまれました。

そもそも創業できたのは、
日田重太郎という男が国岡の将来性を信じ、
別宅を売って大金をくれたからという。

その後も、窮地に追い込まれても、
国岡を見込む男たちや
店主を慕う従業員に救われていく。

まさに男が惚れる男!
皆の思いがひとつになり、国岡は奇跡を起こし続けます。

この本の主人公・国岡鐡造とは
出光興産の創業者・出光佐三。

「黄金の奴隷たるなかれ」と
人を愛し信じ尊び、英断し挑戦する…
こんな伝説の経営者がいたのですね!

また、著者の調査力にも驚きます。

また、本の中に、
百田さんの著書「永遠の0」の
主人公・宮部を登場させるあたりの遊び心も憎いです。


 

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