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最強のふたり

2013年03月31日 (日) 22:11
昨年秋の劇場公開を見逃してしまい、
ずっとDVDレンタル開始を待っていました。

妻を亡くし、
自分も事故で首から下が麻痺してしまった資産家のフィリップと、
介護役として雇われた粗野な黒人青年ドリスとの交流を描くお話。

実話をもとに制作されたフランス映画ですが、
「障害」をテーマにした、
お涙頂戴の感動映画ではありません。
全編通じて笑いが散りばめられ、
我ながら不謹慎と思うくらいゲラゲラ笑っていました。

ちなみに実話では、
介護士の方は黒人ではありません。
映画を見て「あれっ?俺が黒人になってる!」と
驚いたそうです。

金持ち、雇い主、障害者など格差や立場を全く気にせず、
黒人青年ドリスがフィリップと気負いなく向き合い、
境遇も趣味も全く違うふたりが友情を深めていきます。

偏見や中途半端な憐みの目が日常化していたフィリップにとって
どれだけ新鮮で嬉しい交流だったことでしょうか。

モデルとなった資産家男性は、
「映画化するなら、コミカルに描いてほしい。
ユーモアを込めてこそ、真実に近づく」と監督に頼み、
「彼と会わなかったら、私は死んでいただろう」と
付け加えたそうですが、まさにユーモアたっぷり。

数々の受賞歴も納得の作品です。

 

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