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小林一三

2011年03月09日 (水) 22:44
産能大学で、
「先人に学ぶ指導力の養成」という課目を履修しました。

名前だけ知っていた歴史上の人物や、
経済発展に寄与した実業家など、
実際の功績を知り、とても有意義な学びでした。

今日は、「こんなすごい人いたんだ!!」と驚いた
小林一三『コバヤシイチゾウ』(1873~1957)について
書きたいと思います。

 阪急電鉄の創始者で、
鉄道事業を起点に、
システム思考力を発揮して
次々に新展開を考え出した実業家です。

鉄道開通に先立ち「市街地建設計画」を作り、
宅地造成して利益を生み出し、
鉄道の建設費に当てた。
人口増加で利用率アップにつながり
一石二鳥の方法だった。

さらに需要創出のため、
宝塚温泉郷をつくり、宝塚歌劇団も創設。
後に阪神にとられるが高校野球も始めた。

「駅にデパートがあれば便利だろう」と、
ターミナルデパートを考えたのも小林の発案。
これが阪急百貨店の始まりである。

戦後になって映画事業(東宝を創始)に注力した小林は、
地主も手を余していた全国の池をタダ同然で買いまくる。
地下施設のある映画館を建設したときに出る残土で池を埋め立て、
宅地造成した。

「要るものを生み出す」システム思考に長けた希代のアイディアマンだった。

私・・・正直言って、
こんなすごい人の名前も知りませんでした。

今後、ブログでも
「こんなすごいことした人たち」を紹介していきたいと思います。



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