「2分以内にほめ言葉をできるだけ沢山書いてください」
コーチング研修のときに挑戦していただくことがあります。
「よーい、スタート!」で始めると、
中には、3個くらい書いただけで、
「うん・・・」と筆が止まってしまう管理職の方もいます。
私も初めて挑戦した時は、
思ったより数多くは書けず、
「ほめ言葉」を使っていない日常を認めざるを得ませんでした。
日本人は「ほめる」のが苦手らしいですね。
「以心伝心」で、口に出さなくても心は伝わる
という文化が根強いからでしょうか?
誰だって、ほめられれば嬉しいもの。
ほめられれば「また頑張ろう」とパワーも湧いてきます。
もっと「ほめ言葉」のボキャブラリーを増やし、
周囲の人にほめパワーを発信したいものです。
しかし、初めはほめ言葉が次々に出てこないように、
ほめる技術は訓練しないと上達しません。
私は、ほめ上手になるために数年前からあることを実践し、
ほめパワーを感じています。
・・あることとは、毎朝、出かけ前の主人をほめること。
最初は、照れくさいやら、ほめるところが見つからないやら・・だったのですが、さすがに毎日言っていると達人になれます。
今では、「男前ね~」とか
「今日もステキ!」とか
「あなたと結婚できた私は宝くじに当たったようなもの」な~んてことも
平気で言えるようになりました。
また、毎日言ってると、
本当にそう思えてくるから不思議。(ノロケ?)
自分の言葉で自分を洗脳しているようなものですね。
それを聞いている子供たちも
(うちのパパはかっこいい)と刷り込まれてます。
主人のほうも、ほめられて一日が始まるのは
そうとう気分がいいらしく、
出かける前は「ほめ待ち」状態。
彼も私の言葉に洗脳され、
「俺って、イケてる」って感じかもしれません。
意外だったのは私にも「ほめ返し」がくること。
人間、ほめられっぱなしでは具合が悪いのですね。
義理チョコのような「ほめ返し」でもやっぱり嬉しい。
ほめパワーが波及するのは確実です。
「ほめ上手」をめざし、
明日の朝から、ぜひ訓練を開始してください!