FP社労士せきねのブログ blog page

女性の「働き方」を考える

2009年04月10日 (金) 16:19

今の時代、ご主人の年齢とともに給与が上がっていく保障はありません。もしかして、40代より50代の方が給与が下がっている可能性もあります。

また、パート勤務をしている奥さんも同様に
子供さんの成長とともに勤務時間を長くすることは出来ても、
年齢が上がったからといって時給が上がるケースはないですよね。

しかし、子供さんは確実に成長し、
小学校より中学校、高校と経済的な負担は増え、
その後の進学時に教育費のピークを迎えます。

幼児や小学校低学年のお子さんのいる家庭で
たった今でも家計が苦しいということは、
今後のやりくりはさらに困難を極めるということになります。

そこで、ひとつの提案です。

独身時代は同期の男性並にバリバリ仕事をしていた女性が、
子育てや130万円の壁のために
不本意なパートタイマーに甘んじているのはどうかと思うのです。

自分の時間を切り売りする働き方だと、
今すぐにお金になってよいのですが、
将来の増加が見込めません。
長い目でみるとかなりの損失です。

ある一時期は、プライドを捨てて周囲に協力を要請して、
正社員で取り組んでいる仕事を極めるというのも価値があると思います。

また、「好き」を突き詰めて
プロになりご主人をしのぐほどの収入となっている人も大勢います。

カイロプラクティックやアロマテラピーのサロンを開いた人。
料理研究家や整体師、犬の美容師などで活躍する人。
カウンセラーやコーチとして慕われている人・・・などなど。

「プロ」なんていうと
「ものすごい特別の才能を持った人」と感じるかもしれませんが、
ある特技でお金が稼げれば、それはすでに「プロ」ということです。

先日、若い奥さんにこの話をしたら
「そんなこと考えたことなかった。私もできるでしょうか?」
と聞いてきました。

「もちろん、できますよ!
3年以内に何かの先生になること・・・つまり、好きなことを誰かに教えられるレベルまでもっていくということを目指してみたら?」
私がそう言うと彼女は目を輝かせました。

言い訳しないで努力を続け突き進めば、
途中からは周りも自然に応援してくれるものです。

ご主人にももちろん頑張ってもらわなければなりませんが、
奥さんたちも自分の可能性にもっともっと気づくべきだと思うのです。


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