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東田直樹さんの本

2014年11月25日 (火) 11:51
「君が僕の息子について教えてくれたこと」
というタイトルのNHKの番組を見て
衝撃と感動で涙が止まりませんでした。 

その後、
番組で紹介されていた高校生の東田直樹さんが書いた
「続・自閉症の僕が跳びはねる理由」
を購入して読みました。

著者の東田さんは自閉症で、
私たちと普通に会話をすることは出来ません。

しかし、文字盤を使うことを覚えたことで、
文字盤を指差しながらなら会話が可能になり、
パソコンで胸の内を文章にすることが出来るようになりました。
今では、雑誌に連載も持ち、講演活動もしています。

自閉症患者の家族は、コミュニケーションが難しいため、
本人が何を考えているのか?どうして欲しいのか?わからず苦しみます。

東田さんが自分自身の心の内をエッセイに書いたことで、
多くの家族の心が救われました。
本を英訳した作家のデイヴィッド・ミッチェル氏自身も自閉症の息子を持ち、この本を読み息子の気持ちがわかってきたと言います。

引きこもりや非常に内気な性格を指して「自閉症」という方がいますが、
完全な誤りです。
先天性の脳の機能障害で、言葉の遅れや、
社会性・対人関係に困難が生じたり、こだわりが強くなる病気です。

最近増えている自閉症やアスペルガー症候群という病気…
身体の障害を持つ方を思いやるように、
それぞれ立場の人の気持ちを理解しようとすることから
始めたいと思いました。

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