中小企業定年引上げ等奨励金とは、
定年の年齢を引き上げたり、
継続雇用制度を導入するなどして、
高齢者雇用に取り組む企業に奨励金を支給するというもの。
改正以前は、
1年以上継続して雇用している
60歳以上の雇用保険の常用被保険者が1人以上いると、
制度を導入した翌日から支給申請ができ、
決められた金額がもらえました。
今後は、
制度を導入後6か月を経過しないと
支給申請はできません。
更に、
70 歳以上の定年の引上げ、
定年の廃止、
希望者全員70 歳以上継続雇用を
導入した場合、
上記のように60歳以上の被保険者が1人以上いても、
64 歳以上の雇用保険被保険者がいない場合は
「支給額が半額」になることになりました。
支給要件が厳しくなり、
支給額も減少する改正ですね・・・。
昨年度末の3月に
この奨励金の支給申請した会社さんがありました。
会社の担当者も
お手伝いする私も
本当に本当に忙しい中手続きしたのですが、
その甲斐がありました。
改正の知らせを聞き
「良かったですね~」と
お互いの労をねぎらったのでした。