社会保険労務士法人せきね事務所・せきねFP事務所
FP社労士せきねのブログ
04-21 (Mon) 17:30
絶対できる!独学・短期資格取得
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先日、縁あって東京で
「絶対できる!独学・短期資格取得」
というテーマで講演をしてきました。
子育て期に独学で
AFP1ヶ月、CFP1課目1週間〜1ヶ月
消費生活アドバイザー1ヶ月
社会保険労務士4ヶ月で
取得したときの体験をお話したのですが、
非常に反響がありましたので、
内容の一部をご紹介したいと思います。
独学・短期合格を目指したワケ
●独学しか道がない
学生時代を振り返ると、テストの点数UPに最も
効果的だったのは、図書館や自宅での自学でした。
そもそも幼児期の子どもが居ては、
受験校に通う時間もお金もなかったのが正直なところです。
●短期なら協力が得やすい
長期間コツコツ勉強するのは苦手。
その代わり、一夜漬けは得意。
子どもが寝てから夜にファミレスなどで勉強しました。
何より、短期間なら家族も協力してくれました。
●早く独立開業したかった
育児のために退職したが働きたかった。
とは言え、両立に悩む勤め人にはもう戻りたくない・・・。
さらに、育児と家事だけの生活が性分に合わず、
早く開業したかったのです。
独学・短期合格のコツ
●合格することだけを狙う
たいていの資格試験は7割ほど正解すれば合格です。
だから、高得点を取る気負いは必要ナシ!
そのためレアな過去問は捨てます。
また、「実務上は・・・」などと試験に関係ない知識は無視します。
●過去問題集至上主義
過去問題集が売られている以上、
大きく外れた試験問題は出ません。
つまり、過去問題集が出来れば必ず合格水準。
テキストを最初から読んでいるヒマなどありません。
テキストは問題を解くために必要な箇所だけチェックします。
●質問できないことはメリットと心得る
独学は質問に答えてくれる先生がいません。
しかし、人に聞いてすぐに答えを得たら、覚えることなどできません。
自分で調べるしかない環境を嘆くことなく
受験にプラスなのだと考えましょう。
●勉強仲間がいないこともメリットと心得る
試験会場で、
仲間同士「自分がいかに勉強できる状況でなかったか」を説明しあうという
情けない光景を目にします。
励まし合っても揃って不合格では無意味。
傷を舐めあう仲間は不要です。
●お金がないことさえメリットと心得る
短期合格実現への最大の必然性。
受験料も交通費もムダに出来ないという事情は、
勉強意欲の原動力となり、強力なパワーを生みます。
●勉強が出来る環境に感謝する
学生時代ならともかく、
やるべきことが沢山ある大人になってから
資格取得の勉強をするのは贅沢なこと。
自分の向学心に酔うことなく、周囲に感謝!
●あきらめない
資格試験受験の一番の罠は「次回頑張る」
最後まであきらめず取り組めば、
直前には驚異の吸収力を発揮。
本当の自分を知るチャンス。
●得るためには差し出す
何も失わずに新たに得ようなんて虫が良すぎ。
「○○がやめられず勉強できない」なんて言い訳です。
付き合いや趣味・嗜好品など、その時だけは自粛する決意を!
●受験勉強を楽しむ
過去問題集を何度も繰り返すのは単調でツラい作業。
しかし、自分が同じクイズ番組に
何回も出演していると考えてみたら?
同じ問題を何回も間違う自分に苦笑しつつ進められます。
また、どうしても覚えられないときは丸飲み
→楽しい気分になる替え歌や語呂合わせ、イラストで覚えてしまいます。
独学・短期合格の手順
(1)その資格に挑戦する価値があるか考える
(2)合格する時期を決める(試験日を調べて申し込む)
(3)過去問題集を購入(必要ならテキストも購入)
(4)過去問を何回繰り返すか決める(最低3回)
(5)過去問1回目 ワケがわからないまま解く
(6)過去問2回目 じっくり調べながら解く
(7)過去問3回目 何度も間違う自分に苦笑
過去問を繰り返し正解率上げる(レア問題は捨てる)
覚えられないときは丸飲み(替え歌、語呂合わせ等)
(8)あきらめない
(9)受験地までの経路を確認
(10)受験⇒合格
資格に合格した後は・・・
●取ってみただけの「死格」にしない。
資格は活かすことが本来の目的。
実務経験を得るためにすぐに行動します。
●資格を取っただけでは稼げない
稼ぐために本当に重要なのはノウハウ、経験、人脈など。
これらは机上で得ることができない。
そのための時間とお金は惜しまないこと!
参考になれば幸いです!
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